地震が発生したらどうしたらいい?防災と備えについてまとめてみた【前】

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地震の防災と備えについて

地震とは、地下の岩盤が周囲から押される、もしくは引っ張られることによって、ある面を境として岩盤が急激にずれる現象のこと。

日本列島付近では、太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレート及び北米プレートの4枚のプレートが相接しています。
それらの境界が日本海溝、相模トラフ、南海トラフとなっていて、この4枚のプレートに複雑な力がかかると地震が発生します。
日本が地震多発地帯であり、地震大国と呼ばれる由縁です。

日本に住んでいる以上は、誰もが地震を身近に感じ経験されてるでしょう。

いつ起きてもおかしくない大地震。
いつ起きるか分からない大地震。

だからこそ不安を感じてる人がほとんどだと思います。

そこで今回は大規模な地震(南海トラフ地震など)が発生したらどうしたらいいか、なにができるかをテーマに、皆さんも一緒に日々の防災意識をもう一度高めていきましょう!

この記事では以下3点の内容についてまとめてあります。


にすべきこと
情報

今後いつ起きてもおかしくない大規模な地震。
前もって備えと基礎知識があるだけで、いざという時に安心して避難所へ行くことができたり、家族を救うことに繋がるかもしれません。

じゃがちゃん

この記事は前半と後半で分けてあります。
前半では地震全般を、後半では僕の故郷である三重県にフォーカスして解説していきます。
少し長いですが最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
それでは上記3点を中心にお話していきますので、一緒に防災意識を高めていきましょう!

目次

大規模な地震に備えるための基礎知識

地震発生に備えて家具類の転倒、落下、移動の防止対策を日頃から意識的にしておき、身の安全を確保できる屋内環境をつくる必要があります。

身の安全を確保するための屋内環境

身の安全を確保するための屋内環境?何か難しそうに聞こえますが、とてもシンプルで一度は聞いた事がある内容だと思います。
知ってる人は復習感覚で再認識を、知らない人は是非実践してみてくださいね!
それでは紹介していきます!

・本棚や衣類タンスなどは、重い物を下の方に収納して重心を低くする。

・高いところに割れ物や重い物を置かない。

・食器棚などに収納されているガラス製品(ビン類など)が転倒したり、すべり出さないようにしておく。

・棚やタンスなどの家具類は転倒防止金具などでしっかり固定して倒れにくくしておく。

・避難経路確保のため、使わない物や溜め込んでしまった古い雑誌類など不用品はなるべく処分して、ある程度は整理整頓をしておく。

・食器棚や窓ガラスなどには、ガラスの飛散防止措置をしておく。

・停電や避難が遅れた時に備えて、懐中電灯とホイッスルはすぐに使える場所へ置いておく。(寝室、リビングなど日頃いつもいる部屋)

・散乱物でケガをしないようにスリッパやスニーカーなどを身近に準備しておく。(最低でも靴下は置いておきましょう)

・就寝する時はエアコンの真下はなるべく避けるようにしましょう。

・開閉が困難なふすまや扉は、あらかじめ開閉しやすく工夫しておく。

・乳幼児やペットなどは自ら避難ができないため、普段使いの抱っこ紐やペット用キャリーケースの場所を家族全員で把握しておく。

具体的なポイント

・特に二段重ねの家具類は上下を平型金具などで固定しておき、柱や壁に固定する場合はL型金具とモクネジで家具の上部を固定する。

・ガラスには、ガラス飛散防止フィルムを張る。

・吊り戸棚などの開き扉は、掛金などにより扉が開かないようにする。

・食器棚内のガラス容器や陶器類が、転倒したりすべり出さないよう防止枠を設ける。

・懐中電灯は大型のものや機能性重視のもの(ラジオ付き、USB付きなど)は災害バックに入れておき、避難用には軽量小型で光量が明るいものを選ぶ。

・扉の開閉、横引きのふすまなどには滑りやすくするために滑りテープ、滑り材を使いましょう。ほとんどの百均で購入できます。

・扉の開閉、開き戸は引っかかりがないかを確認して、もし引っかかる場合は扉の蝶番に潤滑剤などをスプレーしておく。
扉自体が枠に当たっている場合は紙やすりなどで削りましょう。
困難な場合は工務店へ連絡したら直してくれます。

ガラス飛散防止フィルム

上の写真はあくまでも参考です。
ネットで検索すれば、もっとオシャレなものや部屋の雰囲気に合わせて色々な商品が見つかります!

いつ発生するかわからない地震だからこそ、日頃から対策をしておくと安心ですね。

地震発生時に家族と我が身を守るためだと考えればスグにでもできることだと思いますので、これを機にチェックしてみてください!

地震発生から避難までにすべきこと

ここまでは準備や怪我対策など、地震発生前の話でしたが、次からは発生~避難までの心得や持ち物についてお話します……が、その前に大切なことがあります。

地震が発生しても、焦らず取り乱さず冷静になってください。

これが何よりも大切です。
焦ってバタバタしても地震は止みませんし、それで怪我をしてしまったら元も子もありません。
怖くて不安な気持ちはわかりますが、まずは焦らず取り乱さず冷静に!です。

揺れが収まった後、速やかに避難できるようにしておきましょう。
そして、今すべきことや貴方にしかできないことが必ずありますので、何度も言いますが焦らず取り乱さず冷静に!です。

地震発生直後にすべきこと

・まず揺れを感じたら焦らず取り乱さず冷静になりましょう。
家族がいる場合は声を掛け合いお互いの場所と状態を知らせましょう。

・散乱物が散らかっているのでスリッパ、ルームシューズ(靴下なら二重履き)などを履きましょう。

・懐中電灯とホイッスルを持ちましょう。

・脱出経路途中にある扉は全て開けっ放しにしておきましょう。

・大きな家具や窓ガラスから離れて、モノが倒れてこない・落ちてこない・移動してこない場所で身を守りましょう。

・机やテーブルの下、狭い空間の割に柱が多くて丈夫にできている玄関、またはトイレなどが安心です。
トイレへ避難してもドアは開けっ放しが理想です。閉じ込められる可能性もありますし、自分以外の家族もすぐに入ることができるので。

・机やテーブル下では、その脚をしっかり掴んで揺れが収まるのを待ち、足や頭などを外に出さず小さく身を守りましょう。

揺れが収まったら次はどうする?

まずは自分や家族にケガ等がないか、閉じ込められていないかを確認します。

怪我があった場合
これから避難所まで行けるかどうかが肝心です。
行けるなら無理せずに避難を開始。
行けないほどの怪我なら家族で支えて避難を開始するか、ご近所さんか救急隊員が来ていたら助けを求めましょう。

非常用持ち出し袋などを持って避難準備(中身のチェック)

非常用持ち出し袋または防災バックなどを持って避難を開始しますが、中身はチェックできていますか?
賞味期限などがある食べ物や破れやすいビニール袋など、意外と使い物にならなくなっていますので、地震が発生する前に今からでもチェックしちゃいましょう!

非常用持ち出し袋の中身

飲料水
避難所でも水分補給ができるように、一人分として最低1ℓ(もし余裕があるなら1.5ℓ以上)の飲料水を入れておくと安心です。
衛生面や飲みやすさを考えると、500㎖ペットボトルで二本というように分けてもいいですね。

・食料
避難所で出される食事は、おにぎりやパンなど炭水化物が多いです。
栄養の偏りを防ぐためにも、レトルト食品や魚の缶詰などタンパク質やビタミンが取れるのでいいですね。
一人分最低3日分。

・携帯トイレ
被災したら仮設トイレがすぐ届くだろうと思っている方も多いと思いますが、そうとは限りません。
実際に東日本大震災で3日以内に仮設トイレが届いた自治体はたったの34%、半分近くの自治体では1週間たっても届かなかったそうです。
中でも最も日数がかかったのはなんと65日後だったと、名古屋大学などの調査によってわかりました。
なので携帯トイレは必須中の必須アイテムですので、1週間分は用意しておきましょう。

・衛生用品や救急用品
避難所でもし断水が続くと、水を十分に使えません。
衛生的な環境を保つために、アルコール消毒液、ウエットティッシュ、マスク、歯磨き類などは大事です。
また、けがをした時のために、ばんそうこう、包帯、消毒液、ピンセットもあると安心です。
※百均に売ってます

・床置き用のライトやヘッドライト
懐中電灯では片手がふさがってしまい、夜にトイレへ行く際や作業をする際に不便な場合があります。
両手が空くように、床に置けるライトやヘッドライトを入れておきましょう。
※百均に売ってます。

・下着類や着圧ソックス
避難所では洗濯した下着が人目に付く場所で干しづらかったり、断水で洗濯ができなかったりする可能性もあります。
衛生を保つためにも、使い捨てできる紙の下着やおりものシートがあると便利です。
また、避難所や車中泊では体を動かす頻度が減り、エコノミークラス症候群のリスクが高まります。
着圧ソックスを履いて過ごしたり、家族同士で軽くマッサージをし合うことで、深部静脈の血流速度が増します。
血栓予防には血流を良くすることが重要です。

・季節系のグッズ
季節に応じて中身を入れ替えることも大切です。
冬であればカイロや防寒具、夏は汗をかきやすいのでタオルを多めに。
雨に備えてレインコートも入れておくと安心です。

・機能性携帯ラジオ
災害の時、頼りになるのがラジオです。停電や通信が途絶えると、テレビやインターネットを見ることができなくなるおそれがあります。
被災した経験がある人の中には、給水所の場所や、病院の状況、営業している食料品店やガソリンスタンドのことなど、生活に欠かせない情報はラジオから得ていたという人が数多くいます。
携帯ラジオには電池式の機種以外に、手回し充電式のものや、太陽光を活用するソーラー充電式のタイプもあります。
ラジオ以外にもスマホの充電機能や、大きなサイレンを鳴らせるものもあります。

女性用
生理用ナプキン、おりものシート、尿とりパット、体拭きシート、常備薬、アイマスク、中身が見えないゴミ袋、化粧水とクレンジングシートなど。

乳幼児や子供用
授乳ケープ、授乳用ミルク、紙コップと割り箸(清潔な哺乳瓶が用意できないときにミルクを飲ませるため)、離乳食、オムツ、おしりふき、普段使いのおもちゃ1つ~2つ(無理はしなくてもいいです)。

以上が非常用持ち出し袋の中身についてです。
先にお話した通り、賞味期限切れの食料の入れ替えや、季節物など入れ替えを考えると年に2回は確認しておいた方がいいかもしれませんね。

僕もチェックしてますが、賞味期限ギリギリのレトルトカレーとか出てくるので、ちょっと嬉しくなります。(カレー好き)
新しく買ってきたレトルトカレーと交換して入れてます。

自治体への事前問い合わせチェック項目

・妊産婦・乳幼児向けの避難所があるか
妊娠中・または赤ちゃんを連れていたらどこに行けばいいのか確認しましょう。

・避難所に妊産婦・乳幼児専用避難スペースがあるか
別室があるのか、パーテーションで区切られているのかどうか確認しておくと安心です。

妊産婦・乳幼児向けの備蓄品があるか
水、コンロ、ヤカン、授乳用ケープ、粉ミルク、哺乳瓶、離乳食、おむつ、おしりふき、ウェットティッシュ、着替え、簡易トイレ、生理用ナプキンなど
※在宅避難していても、こうした物資をもらえるのかどうか確認しておくと安心です。

避難所に妊娠や出産のことを相談できる人はいるか
医療専門職が常駐しているか、または何日に1回来るか確認しましょう。

ペットと避難する時に必要なもの
環境省はガイドラインを策定し、人とペットが一緒に避難することを推奨しているほか、ルールを決めてペットの受け入れをする避難所も増えています。
ペットの避難対策は飼い主の命や安全にもかかわります。
避難所がペットを受け入れてくれるか事前に確認しておき、必要なものを非常用持ち出し袋に入れておきましょう。

避難所で乳幼児やペットと一緒に過ごせる環境が整っているか、自治体に確認をしておくと尚安心ですね!

いよいよ避難開始

家族が無事で、これから避難するぞ!となる前に必ず火元の確認をし、電源ブレーカーを落として、二次災害にならないように注意しましょう。

また、建物から外へ出る時は、慌てて外へ飛び出すと大変危険です。
屋根の瓦や窓ガラス、電信柱、看板等、落下物や破損物の被害に遭わないように周囲の状況をよく確かめて、落ち着いて行動することを心掛けましょう。

日中なら避難しやすいかもしれませんが、夕暮れ時や夜間等は周りが見えにくく危険を伴いますので、避難する際は必ず懐中電灯を使い、周囲をよく確認しましょう!

家族や近所の方々としっかり協力して、速やかに避難所へ避難してください。

その他・地震関連のWEB情報

・地震は何秒間揺れるか?
マグニチュード7クラスの地震で約10秒間
マグニチュード8クラスの地震で約1分間
マグニチュード9クラスの地震で約3分間となります。

・マンションで潰れやすいのは何階?
地震で潰れやすいのは1階とされていて、階数が多ければ多いほど、1階は潰れやすいとされています。
反対に災害リスクが高いのは高層階で、主に二次的な被害が発生する可能性が高まります。
地震の揺れは1階より2階、3階と高くなるほど強く感じます。
大きくて長い揺れが続くので、家具が倒れたり、ものが落ちたりするかもしれません。

・震度はいくつで家に影響が出る?
一般的に、建物に影響があるのは、震度5以上の揺れからと考えられています。
国土交通省の気象庁震度階級関連解説表を載せておきます。

木造住宅の場合

震度耐震性の低い家 耐震性の高い家
5強壁にひび割れや亀裂がみられることがある。
また、震度5弱でも壁に軽いひび割れや亀裂みられる場合がある
震度5弱、強、共に特になし
6弱さらに大きなひび割れや亀裂、瓦の落下や建物が傾くこともある壁に軽いひび割れや亀裂がみられることがある
6強ひび割れや亀裂が多くなり、建物の傾きや倒壊が増える壁にひび割れや亀裂がみられることがある 
7さらに建物の傾きや倒壊が増える    
ひび割れや亀裂が増え、まれに傾くことがある  

鉄筋コンクリート造の場合

震度耐震性の低い家 耐震性の高い家
5強壁、梁、柱などにひび割れや亀裂がみられることがある稀に壁、梁、柱などにひび割れや亀裂がみられることがある
6弱壁、梁、柱などにひび割れや亀裂が多くみられるようになる壁、梁、柱などにひび割れや亀裂がみられることがある
6強壁、梁、柱などにX状のひび割れや亀裂がみられることがある。1階や中間階は柱が崩れたり倒れることもある壁、梁、柱などにひび割れや亀裂が多くみられるようになる
7壁、梁、柱などにX状のひび割れや亀裂が増える。1階や中間階で柱の崩れや倒れるものも増える壁、梁、柱などのひび割れや亀裂がさらに多くなる。1階や中間階は変形したり、傾くものも出てくる  


・津波が来たら何階くらいにいたらいい?
海岸や河川から離れ、ビルなど丈夫な建物の3階以上に避難してください 。
河川の氾濫等、避難所に避難するより近くの 3 階以上の 建物に避難することの方が安全な場合があります。

・一軒家は1階と2階のどちらが安全?
耐震性の高い家にいるなら1階、 耐震性の低い家なら2階にいるのが安心です。
ただし、2階の方が1階よりよく揺れるので、家具固定は必須です。
地震だけではなく、災害時には2階だと逃げにくいので注意が必要です。

・地震で扉を開けるのはなぜ?
緊急地震速報を見たり、ドアや窓がカタカタ揺れるような地震の小さな揺れを感じた場合、直ちにドアを開け安全ゾーンへ移動するためです。
地震で大揺れになるとドアが変形することがありますので、小さな揺れや緊急地震速報が出たら防災訓練だと思ってドアを開けること、避難路を確保する意識が大切です。

・南海トラフ地震はいつ起きますか?
一般的には今後30年以内(2050年頃)までに、70%から80%の確率で発生すると言われています。
しかし、発生確率は条件次第で変動することもあり、別条件で計算すると同じく今後30年以内(2050年頃)までに、3%から20%の確率で発生するとも言われています。
つまりは、結局いつか発生する地震に変わりはなく、明日かもしれないし30年後かもしれないということです。
ですので、やはり日頃からしっかりと防災意識を高めて維持することが大切だと思います。

・南海トラフ地震での被害予想は?
静岡県や高知県では震度7クラスが想定され、東京都でも震度5強が想定されています。
また、四国、近畿、東海地方で震度6弱から6強が想定されています。
関東から九州の広い範囲で震度5弱以上の揺れが想定されていますので、日本全体に莫大な被害が出るでしょう。

被害規模は一概には言えませんが、死者数は32万人以上、負傷者数は62万人以上と想定されます。
東日本大震災でも死者数1万5000人余り、行方不明者数が2500人と甚大な被害が出ていますが、それを大きく上回る数に改めて深刻さがわかります。

最後に社会への影響はおよそ220兆円と想定されており、東日本大震災の20兆円を上回る11倍となっています。

最後に

いかがでしたでしょうか?全部知ってるよ!って人も、知らなかった!って人も、今後の防災意識に繋がれば嬉しいです( ◜ᴗ◝ )

最後まで読んでいただきありがとうございました!(´▽`)

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